サラダや和え物などにつかうネバネバした野菜といえばオクラです。じつはオクラはネバネバした成分に栄養が豊富に含まれています。今回はオクラの選び方のポイントとコツを紹介します。
オクラの選び方
ねばねばした食感が特徴のオクラはサラダで食べたりマグロなどといっしょに丼物にしてもおいしい野菜です。
小ぶりで形がキレイなものを選ぶ
オクラは大きくなると種も大きくなり食感も悪くなります。苦味も出始めてしまい、あまり美味しくありません。
小ぶりのものが柔らかい食感の美味しいオクラです。また、大きく成長しすぎたオクラは茹でて下処理しても固い場合があります。
鮮やかな色のものを選ぶ
オクラの表面に産毛があり緑色が濃く鮮やかなオクラを選びましょう。
切り口などが茶色くなっているオクラは古くなっている場合があります。色が鮮やかで産毛もきれいなオクラがより新鮮です。
適度な弾力があるもの
鮮度が落ちると柔らかくなってしまいます。
ふにゃふにゃしたものよりも適度に弾力のあるオクラを選びましょう。
スーパーなどではネットでまとめられてオクラが販売されていますが、なるべく小ぶりで大きさの揃った色が鮮やかなものを選びましょう。
生で食べるには
オクラを生で食べるにはとくに鮮度が重要です。ヘタの切り口が変色していない鮮度がいいオクラを選びましょう。
育ちすぎた大きいオクラはかたいので選ばないようにします。
塩を使って生食の下ごしらえ
生食の場合はオクラのヘタの周りを包丁で取り除きます。
ヘタをとりのぞいたオクラに塩を使って擦りあわせながらうぶ毛を取りのぞき料理に使います。
オクラの旬
オクラは6月〜8月頃の暑い夏の時期が旬の野菜です。国産のオクラは鹿児島や沖縄など暖かい地方で栽培されています。
オクラの保存方法
オクラを保存するときにはかために塩ゆでしてフリーザーバッグなどて密封してから冷凍保存しましょう。
オクラの栄養
オクラがネバネバするのはペクチンとムチンなどの栄養成分です。
ペクチンは整腸に◎
食物繊維のペクチンは腸内環境を整えて整腸作用わ血中コレステロールを下げるのに効果が期待できます。
ムチンは粘膜保護に◎
ムチンには粘膜を保護する働きもあります。気管や消化器の感染病の予防にも役立ちます。
ムチンは肉や魚と食べると消化を助ける働きもあります。
オクラはネバネバに健康成分がたっぷり入っている野菜です。
調理やレシピで酢を使うとネバネバ成分がなくなるのでなるべくお酢を使わない料理を作りたいです。
オクラを料理に使うときには下ごしらえが必要です。オクラの茹で方 もこちらにまとめています。
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